マシンピラティスとは?

ピラティスはフィットネスクラブのグループレッスンで有名になった為、「ピラティス=マット運動」と思われている方も多いですが、実はそうではありません。
ピラティスが生まれた約110年前、その時同時に専用のマシンも誕生していたのです。
専用のピラティスマシンは、バネを使います。それによって負荷の上げ下げを調整することが可能で、その人その人のレベルに合わせることが可能なのです。
つまり専用のピラティスマシンを使うことで、身体に痛みや障がいがある人でもピラティスエクササイズが行え、更にその効果を体感することができるのです。
マシンピラティスの特徴3つ

1.マットピラティスでは再現できない動きができる
2.エクササイズの数が1000種類以上
3.痛みや障害があってもできる
詳しく説明します。
1.マットピラティスでは再現できない動きが出来る

しかし、マットピラティスの難点はフォームが難しいということです。自分の体重と重力のみを使ってエクササイズをする為、ある程度慣れた人でなければ身体のコントロールが難しいのです。
一方、マシンピラティスはバネなどの補助器具を使う為、マットエクササイズでは再現が難しい動きをサポートしてくれます。
2.エクササイズの数が1000種類以上に広がる

マシンはバネ・ロープ・チューブなどを使い、動きの幅を広げ、更に動きを補助してくれます。特にバネやチューブは、エクササイズの強度を瞬時に変えることが出来ます。
これは単に「負荷を上げる」のではなく「動きを補助する」という意味があります。
ピラティスの目的は、姿勢を中心に身体の歪みやアンバランスを整えることです。その為には強い負荷は必要なく、重要なことは”正しい動きをすること”です。
この正しい動きをする為に、補助具であるロープや強度調整のバネ・チューブを使い、正しい動きへと導いていきます。
同じエクササイズでも、ロープを使う、バネの組み合わせを変えるだけで、一瞬で強度や目的が変わります。その為エクササイズの種類が1000以上に広がるのです。
これだけのバリエーションがあれば、誰でも行えますね!
3.痛みや障がいがあっても出来る

マシンピラティスには補助具として、バネ・バー・ロープなどが付いています。
これらを活用することで、身体のサポートが可能となります。通常ジムなどにあるマシンエクササイズと聞くと、強度を上げることが目的のように思われますが、ピラティスはそれよりも身体や動きを助けることが目的になります。
長年続く肩こりや腰痛は、身体の歪みやアンバランスが原因で起こっているケースがほとんどです。その場合は、原因から改善する必要があります。それには、動きを補助するマシンを使ったピラティスが非常に有効です。